V

 

●ブログの引用は読んでくれなくて大丈夫です

 

2016年《華やか過ぎる舞台の上 華やかじゃない位置についた》と自分のことを歌う戸塚さんのことを好きになった。

整いすぎているお顔と優しすぎる言動、クレバーな発言の数々。それらを持ち合わせながらも自己肯定感の低すぎる文章や歌詞を書く人。

「この人の自己肯定感を少しでも上げたい」「自分の立つ位置を"華やかな場所"だと思ってほしい」オタクの身勝手すぎる感情で、ここまで戸塚さんのことを応援してきた。

 

昨年、舞台『Defiled』で戸塚担として自担の主演外部舞台を初経験した。

戸塚さんは自尊心が低い、それはほんとに低いのかもしれないしいつまでも低いように見せてるだけなのかもしれない、いちファンである私には知る由もない。

私は好きになってすぐに発売されたA.B.C-Zの3rdアルバムSTAR LINEに収録された戸塚さんのソロ曲Vを聴いて堪らなくしんどくなった。それは戸塚さんが自分の立つステージを華やかじゃない位置と表現したから。前に書いたブログではそれは今のことか昔のことか分からないけどと書いたがそれは今尚戸塚さんが葛藤して、思ってることなんじゃないかなとDefiledを観劇した後の私は思う。

戸塚さんがこのDefiledをやるにあたってJMovieMagazineでこんなことを言っていた。 “自分も愛してあげなくちゃいけないとは思っていますが、嫌いだし、でも好きだし。自分のことを信じているけど、疑ってもいる。常に矛盾(笑)だから人の意見を尊重したいしそのバランスとして、僕には芝居がある。好きな芝居を思いっきりやれることで、僕は満足できるんです。”

私も自尊心の低い人間だから自分を嫌いな気持ちと同時に自分を愛してやらなきゃという気持ちがある。それは周りが自分を認めてくれないなら自分くらい自分を認めてあげなきゃ私自身が可哀想だと感じるから。

戸塚さんのこの自分のことを嫌いだけど好き、という発言が同じことだとは思わないが同じような要素はあるのではないかと思う。そして、戸塚さんはその気持ちのバランスを取るために演技をすると言う。戸塚さんのお芝居が戸塚さん自身の中で大きな存在なことは理解していたがそう言うことだったのか、と感じた。

ドラマ - Come On A Show

「芝居を頑張りたい」そう言う戸塚さんのことを1年近く応援していたけど、この舞台を観て"そういうことか"とやっと腑に落ちたような気がした。

 

初見の日のDDDからの帰り道、ウォークマンをシャッフルで聴いていたら戸塚さんのソロ曲『ドラマ』が選曲された。

《「どうせ僕 なんてまぁ」》

今までも何度となく聴いていた歌い出しだったのに、戸塚さんのお芝居と自己肯定感のことを考えて歩いていたら、急にこの歌詞が"戸塚さん自身"を歌ってるんではないかと実感してしまった。担降りしたばかりの拙い知識で書いたブログだったけど、私はこの『ドラマ』を戸塚さんがお芝居の道に一歩、もう一歩新たに踏み出そうとするそんな決意の曲だと受け取った。

 

そして『ドラマ』を歌い、舞台や映画ライブをこなしたその年、戸塚さんは自分の手にあった"書く"という仕事を置いた。

このドラマを歌った年の年明けに戸塚さんは雑誌ダヴィンチでの連載を閉じ、歌に踊りにお芝居に浸かると宣言した。とりわけお芝居にはのめり込み舞台にも映画にも挑戦したいと言い切っている。 正にこのドラマを描き、歌った頃戸塚さんは書くことと歌い踊りお芝居することの中でもがいていたわけである。しかし、"沈む日か 昇る日か 目にしたら 分かるから"というフレーズからも取れるように戸塚さんはこれを書いた時点でお芝居を何よりの優先順位のものにしてるようだし、それを選択することが間違っていないということも自覚出来ていたのではないかと思える。また、"さよならは 言わないで 待っていて"それは書くことを一度置くことに決めた戸塚さんなりの言葉だったのではないかとも取れる。 そして、"だからこそ 燃やしてく 燃やしてく それしかないからさ もがいてく もがいてく 転んで立ち上がれ 消えていく星の 流線を君も 見ていたら 見ていたら"であるが、書くことを置くことに決めたからには歌や踊り、とりわけお芝居に対する熱をさらに燃やさなければならない。置くことに決めきれているかわからない当時の状況では、それでももがいて転んでも立ち上がってお芝居にすがりつくしかない、そんな風に思っていたのではないかとしがないファン目線からそう思った。そしてお芝居を選んだことでチャンスや希望という'流れ星'は目の前を流れて消えていく。しかし、それを見逃すことが今の自分には必要であって、それをファンのみんなも見ているよね?と同じ目線で闘ってくれるからこその歌詞だったのではないのかなと思った

ドラマ - Come On A Show

入所したての戸塚さんのお芝居に、「YOUイイね!」と声をかけたのは紛れもなくジャニーさんだった。自分が1番最初に認めてもらった才能である"芝居"、戸塚さんは何よりそれを頑張ろうとした。

 

アイドルをしながら"書く"ことを仕事にするのは、グループとして与えられた仕事の外、プライベートの時間を自分で管理して使うことだった。戸塚さんは『ジョーダンバットが鳴っている』の連載中、不器用ながら必死に書いていたんだと思う。

"芝居"をはじめとしたアイドルとしてのエンターテイメントに力を注ごうとした戸塚さんは、"書く"ことを続けるのを無理だと自ら判断した。期待されている仕事を自分の意思で断つというのは、相当の決意だと感じる。かねてより"書く"ことを希望してたのならなおさら。だけど戸塚さんは"書く"ことを置き『ジョーダンバットか鳴っている』を閉じた。

 

私がA.B.C-Zに興味を持ったのはちょうど戸塚さんの卒業記念で、ダヴィンチの表紙を5人で飾っている頃だった。担降りを決めた時にはもちろん、大々的に戸塚さんの"書く"仕事は用意されてなかった。

 

そんな中で戸塚さんに残された書く仕事、それは戸塚さん本人のソロ曲の作詞だった。『ドラマ』『V』『Dolphin』は三部作になっている、戸塚さんはそんなことを言った。私が担降りを決めた『V』、戸塚さんが芝居で戦うと決めた『ドラマ』、そして三部作の締めである『Dolphin』である。戸塚担として大切でないわけなかった。というか"書く"仕事を置いた戸塚さんの担当として、ソロ曲の下書きのようなブログはあるにしても、その集大成であるソロ曲は戸塚さんの生きている熱そのものだった。

熱狂的な戸塚担が多いように、ジャニーズの中でも戸塚さんに熱狂的な後輩は多い。私に目をつけられてるSZの赤担当もその1人だった。戸塚さんに傾倒してるなら傾倒してるだけ、戸塚さんの人間臭くて不器用で作ってきたそのものが本人のカケラになってるのは目に見えているはずである。戸塚担の私が大事だと思ってるなら周りの戸塚担も同じようにそれぞれ大事にしてるし、張本人の戸塚さんはもっと大事にしているはずである。戸塚さんのソロ曲はほんとに、そんな宝物のようなどうしようもなく大事な存在だ。

大事な存在なのだ、戸塚さん本人以外には誰にも手垢をつけられたくないくらい。それなのに戸塚さんは何も考えずに(考えた上での行動かもしれないけど)ショオリにソロ曲を歌うことを許した。ある意味裏切られた気すらした。

私はショオリとはタメで、だからこそバチボコ発言が過激になってしまうこともある。同い年として、同じ戸塚さんを愛する者として、なんで自分本位のマウンティングしか出来ないのかほんとに不思議だから。周りを見渡せばソロ曲のデモを送られてる後輩なんてたくさんいるし、戸塚さんの自宅にお呼ばれされてる後輩もたくさんいる。それなのに何故か自分しか見えていなくて、自分だけ特別だと思い込んで、そんな大事なソロ曲を戸塚さんが現場で歌い切る前に"自分のもの"として歌ってしまうのだ。

一昨年のソロ曲は『V』だった。「5人の5周年に向けてのV。そこにはVictoryって意味も含まれるかもね」戸塚さんはそういう言い方をした。戸塚さんは別にショオリに宛てた曲とか、ショオリの名前にちなんでVictoryの意味をとか言っていない。それなのにショオリは後者だけを踏襲して我が物顔で《V=Victory=オレ》にした。尊敬を向けてるはずな戸塚さんのカケラなのに。戸塚さんの作品を戸塚さんのものとして大事にしてくれないショオリにも、戸塚さんの作品を戸塚さんのものとして守り抜いてくれない戸塚さんにも腹が立った。大事な大事なカケラなのに、そんなに簡単に使って消費しないで欲しかった。

 

戸塚さんが歌った『V』については以下のようなブログを書いた。

自担になられた戸塚さんのソロ曲"V"です。曲がただただ真っ直ぐで戸塚さんのことを知り始めたばっかりなのに、メンバーを大切に思っていることやまだまだ前進する意志があることが感じられる曲で、戸塚さんらしくて最高だなと思いました。特に「華やかなステージの上華やかじゃない位置についた」という歌詞に考えさせられました。戸塚さんはルックスもスキルもメンバーや事務所の他のタレントに劣りません。それがなかなかデビューに結びつかなかったものだったとしても他者より秀でてるとさえ思います。どんなにJr.歴が長くてもデビュー出来た時点で勝ち組とさえ思い得ます。この歌詞がデビューしたばかりの頃を指しているのか、今現在の状況を指しているのかは当人しか知る由もありません。しかしどちらにしたってステージに立ち続けてくれている自担の、その立ち位置を自担は"華やかじゃない位置"だと思っている、その事実は担降りしたばかりの私でさえ苦しいことでした。

36歳、改めて - Come On A Show

私は自担が頑張っている姿やそこから得たスキルを驕らず自分の思うように生きる姿に、応援したいなという気持ちを抱きがちです。謙虚なのは良いことです、そこからもっと自分の腕を磨こうと思ってもらえるなら。けれど"華やかじゃない位置"という謙虚さは戸塚さんの今までしてきた頑張りさえも否定するような悲しい謙虚さだと思うのです。謙虚なのは良いことだけれど、自担が自担自身のことを下げて言うのは悲しい、自担に自担自身のことを認めてもらいたい。それには自担が自信を持てるような、"華やかな位置"だと思える位置に連れて行ってあげたい、オタク本位だけれどそう強く思いました。今年のABC座でも感じましたが人が人を応援する力は大きい、戸塚さんの書いた1フレーズで私は応援したいという強力なエネルギーを得ることとなりました。

36歳、改めて - Come On A Show

戸塚さんの優しすぎる優しさは自己肯定感の低さから来ているのかもしれないし、それは私の勘違いなのかもしれない。だけどそんな自分のカケラをも蔑ろにするような、戸塚さんを簡単に踏みつけるような優しさなら、私は戸塚さんにそんな優しさ持って欲しくない。戸塚さんの"書く"ことに関する遺された輝きを、他人に安売りしないで欲しいと強く思う。

 

"書く"ことを置いた戸塚さんだけど、書けることはずっと力だと信じてた。真っ直ぐすぎる現場前後のブログも、装飾を施しすぎる伝打伝助も、夢のように輝く歌詞の数々も、全部全部戸塚さんが今まで積み上げてきたものの証だから。

だから『ジョーダンバットか鳴っている』の発売も、それに付随する連載の再開も喜んだ。ブログやドル誌の連載を読んでいる限り、まだまだ戸塚さんには"書く"ことの余白があるように見えたいたから。

でもオタクに向けて自分の思いのまま書く文章と、一般読者に向けて自分を整えて提供する文章とはわけが違ったらしい。連載再開の際に再開を渋ったことを本人は明かしたけど、前回の連載が書籍化して1ヶ月、戸塚さんの危惧はその通りの現実になってしまった。

 

今回戸塚さんは連載を落としてしまったことを、何より先にブログを通してオタクに謝った。「俺はなんにも気にしてないよ、とにかくみんなごめんね!」と言わんばかりの気丈さで。数か月前に声帯結束を報告した時もそんな調子だった。「大丈夫、大丈夫、おれのズボラさみんな知ってるでしょ!」って。

確かに戸塚さんがそういうケアに疎いことを知っている、身の回りのことが杜撰なことも知っている。だけど私たちは戸塚さんがそうやって気丈に振る舞うことで、自分の中身を全部ポジティブに包み込んで隠そうとしてしまうことも知っているのだ。

戸塚担として、毎月の連載は戸塚さんの声を聞く場、作品を受け取る場として楽しみにしていた。だけど今回戸塚さんが連載をひと月落としてしまったことで、私たちは戸塚さんの"書く"ことに対して求めすぎた、というか希望を押し付けすぎていたのかな、と気づかされた。

私たちが一方的に押しつける希望や好意に応えようとして、痛いくらいの姿を見せる戸塚さんに、なんかもういっぱいいっぱいだった。

 

戸塚さんに自己肯定感を上げてもらいたかった。戸塚さんに"書く"ことの才能があると思って、それでたくさんお仕事が貰えると良いなと思ってた。だけどそれは全部オタクのエゴだったのかな、と思う。

戸塚さんが"書く"ことを自分の意志で置くと決めざるを得ないほど苦戦していたの知ってたのに。戸塚さんが連載再開を渋っていたの知ってたのに。そういう'できない姿'に目を背けて、'できるように見せてる姿'を必死に押し上げてしまっていた。

なんて戸塚さんはお芝居が上手なんだろうなぁ、すっかり本質を忘れて見せかけの姿にだまされてしまっていたよ。

 

戸塚さんが連載再開を渋っていたのを知った時すごく責任を感じた。今回戸塚さんが休載せざるを得ない状況になった今、その時以上に責任を感じている。

今回原稿を1回ぶん落としたこと、読者である私たちは次回以降が更新されたらきっと忘れてしまう。だけどとうの戸塚さんは一生絶対忘れられない、苦い苦い記憶になってしまっただろうな。

『戸塚さんの自己肯定感をあげたい』と思ったのに、結果的にそれは戸塚さんに「書けない」「できない」を再生産させてしまった。

 

この休載について手厳しい意見を持ってるファンもいるようだ。(見てないけど)

だけど私は一概に戸塚さんだけを責めることはできない。だって戸塚さんは自分の「書けない」「できない」を最初の連載の時点で知ってたから。知ってたのに無理やりこじ開けて再開させたのは、他の誰でもない戸塚さんを応援してるはずな私たちだ。こんな本末転倒なことあって良いんだろうか。

 

戸塚さんは私の目標であり神様だから無理せず楽しく生きて欲しい、それが私の今の願いだ。

アルバムの発売もライブツアーのスタートも、主演ドラマも楽しみだし嬉しい。だけどその上に連載を載せて、無理矢理全部のことをうまくできるように見せてくれなくて良い。戸塚さんがどうしようもなく不器用な人間なこと、応援してる人たちみんな知ってるんだから。もっと柔らかくリラックスして生きて欲しい。

 

ブログがあがった時のなんとも言えない感情はだんだん鎮まってきている。だけど戸塚さんの本質を思い出した今、これを書き上げないことには担当としてどうしようもないことだな〜と思うから、無理くり言葉を繋げて終わりを目指す。

 

戸塚さんに自己肯定感を上げてもらいたいと思ってるのは変わらない。戸塚さんを上に押し上げたい気持ちも変わらない。だけど今までよりもう少し、柔らかく落ち着いて応援しても良いのかなと思った。

とりあえず今日はこのブログの終わりを書いて、角川さんに戸塚さんをよろしくのお葉書を書く。戸塚さんは神様だし、無理して辛い姿を見たくはない。どうかどうか辛辣な意見ばっかり聞いて、これ以上休載に責任を感じて苦しみませんように。

戸塚さんが"書く"ことに関して、マイナスのイメージを持ち続けませんように。

そして何より、ジョーダンバットが戸塚さんの素敵な居場所で変わりがありませんように。

いつでも 今でも それが僕らの軌道

 

 

 

Reboot!!!

 

「僕の夢は君に一等賞をとること」

これは私が、14年秋に出戻りしてからずっと嶺亜くんに対して思ってること。

 

スノプリの中、下手の最後列でふわふわ笑う嶺亜くんが好きだった。チーム者として華奢で可愛い同年代とふざけて笑ってるのも、チーム羅として慎ちゃんやストのお兄さんに可愛がられてるのも好きだった。

そして何より、私が出戻った時に同じラインに立っていた"まちゅまつたじふうれあむ"の6人が大好きだった。

 

2年くらい前から相次いで田島くんが颯くんが挙武ちぁが退所して、嶺亜くんの隣に並ぶのはまちゅまつだけになっていた。少クラや他の現場が被ることは少なくなってたけど、ドル誌で再会した時は楽しそうに仲良さそうにしてたから、まだまだ3人で進める未来をちょっとだけど期待してた。そんな矢先、去年の11月にまちゅまつのトラジャ加入が決まった。

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その時の心境やら何やらは上の記事にも書いたんだけど、"まちゅまつがトラジャに加入した"ってことより、"いよいよ嶺亜くんが無所として1人ぼっちになってしまった"ってことの喪失感が、とにかく大きかった。

デビューが決まったキンプリを筆頭に、ハイBスノストラブトラ宇宙MADE…ユニット戦国時代とも言われるくらい今Jr.界隈はユニットに所属してることが活動の幅を決める。ユニットに所属してたらそれなりの活動でも評価してもらえて次の現場が確約されてるのに、ユニットに所属してなかったらどんなに頑張ってても評価も次の現場も見えてこない。ジャニーズJr.が主役のジャニーズJr.祭りなんて言ったって、そこに参加できるのはユニットに参加できてるJr.だけで、ユニットに所属してないいわゆる無所はJr.祭りでメインを張るJr.のバックか、ユニ担からは目もくれられない先輩デビュー組のバックのお仕事に駆り出されてた。

私たちはユニットに所属してないJr.のことを"所属の無い"の意で無所と呼ぶことがよくある。だけどこのユニット戦国時代に、同じ括りの無所すらほとんどいなくなって、1人ぼっちの無所として投げ出された嶺亜くんは"居場所の無い"の意で無所になってしまったように私には見えていた。

 

「ジャニーズJr.の中で1番ポジティブです!」と嶺亜くんは言う。「長所はポジティブなところ、短所はポジティブすぎるところ」とも。

嶺亜くんがスーパーポジティブ人間じゃなかったら、彼は今ステージの上にジャニーズの一員として立っていなくてもおかしくない。それくらい嶺亜くんを置き去りにして周りの環境は移ろっていた。だから嶺亜くんの「長所はポジティブなところ」というのは応援してる身としてはとても嬉しいこと、だけど、短所にあげてる「ポジティブすぎるところ」はまた、心配の材料でもあった。同じラインに居たまちゅまつがトラジャになって、Jr.大賞の投票期間も相まった11月、私はそのポジティブすぎる嶺亜くんのこと、大丈夫かな〜と日々心配を募らせていた。

 

Jr.大賞「恋人にしたいJr.」では今年も見事に8位を受賞した。力づくで押し上げることに関してもやもやしてた中での投票になってしまい、私自身がこの順位に貢献できた力は少なかった。しかし担タレを発揮するポジティブ嶺亜担の皆さまのお力で、また今年も嶺亜くんはトップ10入りの座に君臨した。

「ずっと干されてるのに8位はすごい。」受賞の発表を見てたくさんのオタクがその事実を褒めてくれていた。これは嶺亜くん自身がオタクを繋ぎとめてくれたこと、多くの嶺亜担がポジティブで居続けたこと、それらが連鎖した故の結果であったと感じた。

確かに結果を残した、だけど依然としてドル誌や少クラにおいて、事務所の嶺亜くんへの待遇は変わらなかった。1月に行われたハピアイでは2幕の構成がユニ所属Jr.だけのものだったし、3月のJr.祭りも去年に引き続きユニ所属Jr.だけのものだった。協力し得る仲間がいないから"フリーの"底力で結果を残した。それなのに嶺亜くんの立ち位置が変わらないのは、一概に嶺亜くんが"ユニットを持たない無所だから"であった。

協力し合う仲間がいない上に、活動が自分1人の未来にしか還元されない。それが今の東京Jr.として活躍する無所属Jr.の立場だ。立場すら危ういのに隣で活動してた仲間が1人また1人と去って行き、立場としても立ち位置としても1人になってしまった嶺亜くんは、それぞれのタイミングでどういう気持ちだったんだろうか。ポジティブが売りだから強い気持ちだったんだろうか。嶺亜くん本人がどんなに前向きでも、私はあの時強い気持ちで押し上げることができなかった。1人であり続ける嶺亜くんの姿を見ていられなくて、ほんとに喉から手が出るほど対等な立場で"仲間"になってくれる人を欲してた。

 

2月、デビューが決まったキンプリの後釜を担う存在!としてハイBにクリエ公演が決まった。送られてきた局メールにはハイBの他に"ニュースター"と称される「7MEN侍他」の出演が仄めかされいた。新しいユニットが誕生できる可能性に喜んだものの、まぁでも、ハイBのバックだったらちび界隈かな〜と自分には関係ないものとしてメールは流し見ていた。流し見たけど内心"今のユニ乱立の最中に新しいユニが結成されるこの貴重なチャンスをもし逃したなら、嶺亜くんに次のチャンスはもうないかもしれないなぁ"と少しばかりどきどきしていた。

4月放送分の3月の少年収、この日が7MEN侍の正体が判明するかもしれない最初の日だった。

《7MEN侍》の読み方がわからず7卍だと思い込んでたあの時…これすらもいつかは懐かしくて笑ってしまうものになるんだろうな〜(笑)

結局、嶺亜くんがそこに居て、括り丸ごと飲み込める場所、こと7MEN侍の姿がきちんとその日の少年収にはあった。ユニット名を紹介してもらえたわけではなかったけど、お揃いのジャケットにメンカラベストでスケボーに乗った7人の侍、7MEN侍はNHKホールで華麗に爆誕していた。

 

私は大野担としてジャニオタを始めてから今までずっと"担当はデビュー組"と決めていて、だからこそ10数年前から今に至るまで実質ずっとユニ担で。うちのグループ超強くない?超尊くない!?ってことはもちろん今までも経験してきたけど、それは言ってしまえば"日常"だったんだな〜と今改めて実感してる。

『嶺亜くんにユニットください 』はずっと口癖で、だけど無所でもフリーだったり括りだったりとそれなりに嶺亜くんを応援できるのは、十二分に知っていた。だけど7MEN侍が結成されてはや数週間、ユニ持ちがこんなに嬉しくて幸せなことって改めて感じてるし、めちゃくちゃ感動してる、ユニ持ち尊い

もうユニ乱立が当たり前になって数年経つからみんな忘れてしまってるけど、ユニットに所属すると"うちの自慢の推し"だけじゃなく、ユニットを構成する"メンバー全員"のことが愛しくてたまらなくなるんですよ。兄組弟組って括り方してみたり、こんな衣装着てこんなパフォーマンスして欲しいなってこと考えてみたり。周りのJr.担(ユニ担)が当たり前に享受していたこの幸せを、ユニットができてはじめて実感して、今喜びで溢れまくってる。もちろん今までの"フリーの中村嶺亜"を誇りに思ってたことは間違いないんだけど、こんなに愛しくて仕方ないと思える仲間とメンバーな"7MEN侍の中村嶺亜"を応援できる今後って幸せがすぎるのでは〜〜〜?!って公式発表前なのに脳内お花畑を繰り広げるしかなかったょ!

 

少年収のレポ写がまわったり、Jr.祭りに7人がハイBと一緒に見学に来たり、7MEN侍が7MEN侍である実感は日増しに大きくなっていって。ドル誌前半3誌に掲載が発表されて、良くないのは承知で流れてきた早売りで7人のこちらを見据えたお写真を見てしまって。4月5日に晴れて発売した誌面を手にできたあの喜びは、本当にひとしおだった。

"ジャニーズJr."とひとまとめに言われた時に差されるジャニーズJr.を応援してる人には当たり前かもしれないんだけど、雑誌に確定されたメンバーで掲載してもらえるって!そのメンバーで今後の希望とか話してるテキストが読めるって!"掲載ありがとうございますの感想"と"今後のよろしくお願いしますの要望"を、こんなに自発的な気持ちで持てるなんて!7MEN侍になった嶺亜くんにめちゃくちゃ感謝するしかなかった。

 

*

ここまで書いて数週間放置してしまったけど、その間にも何度もうちの推しが7MEN侍のメンバーである事実、最高だな〜と感じてた。

 

1つはセクゾ冠番組ケンティー企画にアクロ要因で呼ばれたメンバーの琳寧ちゃん。その紹介テロップには(7MEN侍)の文字があった。琳寧ちゃんがアクロバットが得意でスポーツ万能なことはJr.担ならご承知のことだけど、この琳寧ちゃんのアクロバット1つ1つがこれからは"7MEN侍の武器"としてグループに還元されるって…!

このテロップのおかげで7MEN侍のメンバー発表されてたんだ!って気づいた人も多かったみたいで、こういう個人のメディア露出本当に大事だなぁと思った。グループとしてメンバーを抱えたことで、この出演が琳寧担だけじゃなくて7MEN侍担の喜びに繋がってるから、やっぱりユニ持ち良いな〜〜と思った。

 

もう1つは要望や感謝のしがいがあること、これはもう日々感じてる。私が『嶺亜くんにユニットください』の気持ちが特に大きかったのはあるんだけど、せっかく作ってもらったこのチャンスほんとにほんとに絶対に逃したくないな〜と思ってる。"嶺亜くん中心に" "スケボーを武器に"って名目だからこそ、より一層に。嶺亜くん以外のメンバーのこともめちゃくちゃ愛おしいからこそ、ちゃんと活躍して欲しいな〜!と思って、だからツイッターでも私1人 だけ張り切り方が違うの薄々感じてるけど…大目に見てくれいあ!…(笑)

で、活躍して欲しいならするべきことは自発的な"要望と感謝"でしょ!ってことでハガキを認める毎日!(言いすぎ) 基本的なドル誌や少クラは大前提、横アリで単独公演できてる他ユニと対抗するにあたって、攻めるべきは7MEN侍だけがチャンスあるところなんじゃない?!って色々考えてる。例えばスケボーの専門誌、とかお世話になってる先輩のテレビやラジオ、とかね。当たり前のことではあるんだけど、嶺亜くんが居て、その隣に並ぶ一人一人の姿が見えるからこそできる具体的な"要望と感謝"だから。これは無所担じゃできなかったこと。どんなにドル誌のランキングでいい順位とっても"無所"だから待遇改善されなかったけど、今は自慢の"7MEN侍"だから。これからもまだまだできる限りのことしたいな、と思ってるところ。

 

ユニ持ちになったからこそ見られる夢があって、ユニ持ちだからこそ叶えられる目標があって。あの日収録された7人の少クラ初ステージ"TAKE ME HIGHER"。たった数分、メインのWゆうとのバックではあれど、あんなに凛々しい顔して得意げにスケボー走らせて踊る7MEN侍ちゃん、ほんとにほんとにかっこいいな〜〜と改めて実感した!

早々雑誌への掲載の有無とかクリエ公演のアナウンスの音沙汰とか、不安要素はあるっちゃあるんだけど、今の状況を打開させたい!と思ってまた"7MEN侍の起用願い"を書くモチベーションになってるから「まぁこれもユニ担ゆえの悩み〜♡」って暫くはユニ持ちの現実だけでメロれる。

まちゅまつトラジャ加入の記事以降、私が嶺亜くんに向ける曲と言ったらキスマイの『Smile』なんだけど、

失敗は成功の元ってそれに気づかなかったら上に行けない

ってことなんだよね。今の不安要素の原因が7MEN侍ちゃん自身の失敗にあるわけではないけど、この悔しさとか不安さを受け取るだけ受け取って黙ってたら、それこそ上には行けないなってちょっと考えてしまう。ユニ担になって次の夏も次の秋も、多分きっと7MEN侍としてのお仕事があるはずだから。括りが曖昧な無所担だったからこそ「あの時よりは確定した未来があるだけで、こんな不安さ余裕では?!」って謎に逆ギレしちゃってる現状。

 

そして!昨日付で発売されたMyojo5月号、7MEN侍初登場のめでたいや〜つ!そこで嶺亜くんは『俺らはいちばん新しいグループでしょ?他のグループにまだまだ勝てないけど、トップを目指して頑張りたいから"下克上"ってワードを入れたいかな』って発言をした。私個人は平和主義であんまり争いたくないから"下克上"なんて物騒な…って感じではあるんだけど、嶺亜くんが・他無所として頑張ってきた仲間が"7MEN侍として"一致団結して天下取りに行くなら、、!それは応援するしかないでしょう。

そんな今月号で決められた7MEN侍のキャッチコピーは

"世界に向けて7人侍、いざ下克上!"

こんなかっこいいことってありますか?!うちの子が1番可愛いのはどこのオタクも一緒だと思うけど、あえて言う!7MEN侍が世界一天才!だし、世界一可愛い!し、世界一最高!!君たちが天下を取る!、そんな未来を用意したいし、天下を取った暁には治安の良い城下町で裕福に暮らさせて欲しい(笑) ユニ持ちだから!傲慢にもそういう未来想像しちゃう!いいでしょ、長らく無所で我慢したんだから!!!

 

 

改めて"嶺亜くんがそこに居て、括り丸ごと飲み込めるくらい愛せるユニット"こと7MEN侍ちゃん、結成おめでとう!経歴も学歴も性格も趣味も違うちぐはぐな7人だけど、無所として悔しい思いをして闘った数年がある7人だからこそ見せられる、きらきらの夢がきっとあるはず!簡単にデビューなんて目標にできない世知辛いJr.界隈だけど、誰からも愛される素敵なユニットになるように7MEN侍ちゃんのモンペとして精一杯働かせてね♡♡♡♡♡♡♡

 

無所属Jr.からのRestart、ユニ持ちJr.として下克上起こす気満々の7MEN侍ちゃんには、我らがA.B.C-Zの『Reboot!!!』を投げつけよう!

Lucky! Stay Gold!! Gold!! Don't Give Up!! Up!! Ready go!!カラッポのZERO 今日からリスタート
Good Luck!! Luck!! みんなで High touch!!ZEROよりも熱いものなどない!涙の雨が降っても 光がまた射し込む Yeah!!Yeah!!Yeah!!

さぁ Fantastic!! もっと Exciting!! グッと Flying!!始める そう Reboot…

自ユニ曲ながらこんなに7MEN侍ちゃんの出陣にぴったりな曲ないと自負してるから、7MEN侍ちゃんはいつか単独ライブのOPで使ってください♡

色んな思いをしたメンバー、色んな思いを抱えたオタクが集まったからこそ"カラッポのZERO 今日からリスタート"!抱えたもの抱えたまんま、7MEN侍ちゃんとの栄光を探しに行きましょう…!

 

なんのお祝いでもない日にブログ書き上げちゃったけど、今日から改めて

7MEN侍のオタクです!

 

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嶺亜くんと7MEN侍ちゃんの未来に幸がありますように♡

 

 

 

 

 

愛を叫べ

 

2017年10月18日、

ジャニーズウェブのJr.プロフィールから葵海くんのページが消えた。その2週間前、数か月露出ゼロの状態だったら信じられたけど、10月発売のドル誌に久しぶりに掲載してもらえたから、全然実感がなくて信じられなかった。ドル誌掲載が決まった2週間後、葵海くんのこの先を信じ直したばっかりだったのに。

 

sgnari.hatenablog.com

 

実感、実感がない。葵海くんは2度とステージに立つことはないのかな。

 

私の持論として、どんなタレントでも彼らはステージに立ってるから生きてるのであって、ステージから降りたら(ジャニーズを辞めたら)その時点で彼らは"死んだ"も同然。彼らにアイドルで居る以外の彼らの人生があるのは百も承知で、だけど私たちは彼らのアイドルで居る姿しか見ることができなくて。だからこそ私はアイドルである彼らを愛するけど、彼らがそこから降りたら=私の視界から消えた=亡くなったも同然の存在、になってしまう。

 

4月に颯くんやヒロキが事務所を去ったことを受けて色々ツイートした。同じタイミングで星野源著のエッセイ『いのちの車窓から』が発売されて、お源氏はインタビューで笑福亭鶴瓶の話をした。

エッセイ集の中の「人間」と題されたページでのエピソード。鶴瓶さんの落語会の打ち上げの席で、酔った鶴瓶さんが、「まだ、勘三郎が死んでから1年やろ。なのにもうみんな忘れる。死んだら終わりやで」と話した。その2年後 舞台上で鶴瓶さんは、「人間は死んでも終わりじゃないんです。残されたものがその人を語りバトンをつないでいきますから。だから人間は死んでも終わりじゃない」と真逆のことを話した。

https://e-talentbank.co.jp/news/31992/星野源が「ひとり泣いた」と綴る笑福亭鶴瓶の言葉とは?星野源のエッセイ集が本日発売|E-TALENTBANK co.,ltd.

「人間は死んだら終わり」、「人間は死んでも終わりじゃない」

私にとってアイドルがステージを降りるというのは、そのアイドルが"死ぬ"ことだ。だって、ステージに立つ姿しか見ることのできない私たちからしたら、彼がそこから"居なくなる"のは、同じことだから。

人間は死んだら忘れられて終わりだから、葵海くんのことを忘れたくない・忘れられたくない私は、葵海くんに死んでほしくなかった。残された人がその人のバトンを繋ぐから、死んでも終わりじゃないなんて言うけど、グループに所属すらできて居ない葵海くんにはバトンを繋いでくれる人がほとんど居ないから。葵海くんの気持ちは、葵海くんのいのちは、葵海くん自身に繋いで欲しかった。

 

繋いで欲しかった。なんて過去形で書いたら、葵海くんのオタクたちに叱られるかな。葵海くんがほんとにそこから居なくなったかなんて、発表してもらえないからね。まだまだ、ずっとずっと、信じる余地はあるよね、知ってる。

颯くんやヒロキは転生したから、一度死んだことが明確にわかった。だけど真面目が売りで、SHOCKが夢だった葵海くんが転生なんて、想像もできない。事務所は私たちから年会費を貰っておいて、タレントの"死"をお知らせしてくれない。だから転生しそうにもない葵海くんのオタクは、ただただ葵海くんを信じて待つしかない。

待つ余地はまだある。だけど、現実世界に失踪宣告のシステムがあるように、転生した彼を見ることができなくても、私たちはいつか彼の"死"を受け止めなくちゃいけない。私だってずっとずっと葵海くんのステージを見続けたい1人だから、ずっとずっと葵海くんには生き続けて欲しいんだ。葵海くんがステージを降りるってことは、私たちはこれから葵海くんの居ない世界で生きなきゃいけないってことで。そんな寂しくて心細いことは、今はまだ考えたくもない。

考えたくないからあえて、私は大好きな葵海くんを心に。Jr.情報局の名義を、中村嶺亜に戻そうと思う。

スノプリ出のJr.担で嶺亜くんに出戻りした私にとって、嶺亜くんは原点で。この半年、その嶺亜くんを退けてでも1番にしたいと思ったのは、紛れもなく葵海くんだった。葵海くんのかけがえない時間を、ほんのちょっとだけでも共に見ることができて良かった、と思う。思ってるから、嶺亜くんの人として、葵海くんを忘れない人・葵海くんを終わりにしない人になろうと思う。思う…。

 

真冬のナガレボシが すべてを包み込むように 胸の痛み ここに残すよ
僕らも時が過ぎて いつかは忘れてゆくかな こんな鮮やかな記憶たち 愛しく咲いて

 

葵海くん、葵海くんのことが好きなんだ。だからプロフィールが消えた10月から、葵海くんの未来を少しでもと信じて年末の今日、12月26日を迎えたよ。

アイランドにいなかった、SHOCKや屋良くん舞台の出演者にも名前がない、雑誌や公式のお写真もない、。いい加減これが現実なのかな〜って実感してるんだ、泣いちゃう。

SHOCKに出たい、座長になりたい、って夢。これからも一緒に応援して行きたかった。滝沢歌舞伎やツアーバック、今ある仕事もずっとこのまま応援して行きたかった。

私が何を言ったって葵海くんの人生は葵海くんの人生で。だけどジャニーズJr.として生きてくれたこの数年間、葵海くんの人生はたくさんの人に共有されて、葵海くんの夢は応援する皆んなの夢になったんだよ。

たまたま偶然、葵海くんの人生を共有する体験をしてしまったから。葵海くんの夢が私の夢になってしまったから。やっぱり金輪際、葵海くんの人生を共有できないなんて、影から見守ることさえもできないなんて、寂しくて。まだまだ葵海くんの過去のパフォーマンスを見ては、置いていかれた気分になってる。

あの日、あの時、東京ドームで。同じように置いていかれた私を救ってくれたのは、他の誰でもない葵海くんなのに。今 私を置いていこうとしているのもまた、葵海くんなんだよね、おかしい。

 

葵海くんのことがきっといつまでも、きっとずっと大切だから、私の中の0番の立ち位置は葵海くんのための永久欠番

ほんとは生きてる葵海くんをずっと応援したいけど、あの日の夜空にかけた"君がいつまでも幸せでありますように"って願い、これから私たちの見えない世界で生きる(かもしれない)葵海くんに、ちゃんと届いて欲しい。

 

東京ドームで、新橋演舞場で、たくさんの幸せをくれた葵海くん。

葵海くんほど真面目でまっすぐで、優雅できれいで、朗らかであったかい人、私は他に知らない。どこに居ても幸せになってくれないと困るくらい、葵海くんのことがほんとにほんとに好きだから。今度は夜空じゃなくてお日さまに向かって、葵海くんの素晴らしい未来を祈っておくね。

まだまだ実感が湧いてないし、何もできないオタクだけど、今この場所から\ 葵海!葵海!/ って大きな声と、でっかい愛を叫ぶよ。

 

根岸葵海くん、19歳のお誕生日おめでとう。今日という日が素晴らしい未来に繋がる、素敵な門出になってますように。

この アイ・ラブ・ユー を大好きな君に!ハッピーバースデイ!葵海くん!!

 

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このアイ・ラブ・ユーを 親愛なる人に
おまえは今でもアイドルさ みんな大好きだぜ
だから永遠に 愛し合って コングラッチュレーション 幸せに
なってくれなきゃ困るぜ ベイベー
素晴らしい未来へ 愛を叫べ

 

 

 

Smile

 

 

嶺亜くんが、ほんとにほんとに フリーの・1人の・中村嶺亜になった。

 

嶺亜くんは私がJr.を好きになるきっかけになった子で、少クラをガムシャラを見るきっかけをくれた子。嶺亜くんがアイドルでいてくれる限り、ずっとずっと応援したい特別に大事な子。

嵐が15周年を迎えたあの年、新しいものに触れたくなったあの時、2014年の秋。色々見漁って見た「ジャニーズJr.の真実」、5年前にドル誌で音楽番組で見たスノープリンス合唱団、ぽやぽやの男の子だった子はきれいな少年に成長して居た。

嶺亜くんを好きになってすぐに、ガムシャラで少クラで初代チーム者に出会った。リーダーの神宮寺に同い年のまちゅ、ジャスティスを連れた田島くんに、スノプリだったみじゅき。どのグループより細くて、儚くて、元気で、可愛くて、好き 好きだった。

夏だけ限定のチームは気づくと離れ離れになって居て、少クラに出る時に同じ列に並ぶのはシンメの挙武ちぁとまちゅまつ、たじふうだった。まちゅまつはセク松でもあったから2人だけちょっと凝ったデザインのベストとか着てたけど、ドル誌ではこの辺りが同じラインで括られて、チーム者メンバーの3人とシンメの挙武ちぁと親友の颯くんと最年少の元太、可愛くないわけなかった。春になってセクファミとしてさらに前に立つまちゅまつと、少し後ろのたじふうれあむ。悔しかったけどその時はそうでもなかった。

5月のドル誌でピンク背景にティアラを頭に乗せて 肩組んだ6人のピンナップがついた。最高に可愛くて最高にハッピーなこの子たちを、ずっとずっと応援したいなって思った大事な一枚。

クリエは建前上?聡ちゃんと、まちゅまつたじふうれあむだったけど、蓋を開けてみたらセク松のバック、な たじふうれあむだった。そこではじめて現実を感じたけど、聡ちゃんも含め出演者全員が高校生、夕方からの公演しかなくて?全員学校帰りで来るって尊さにJクリエは平和に収まってたなぁと思う。

 

15年春以降嶺亜くん含め6人皆んな少クラに出たり出なかったりになって、ガムシャラで一緒になったら嬉しいね、ドル誌では相変わらずいつも一緒だねって状態だった。夏は颯くんがチーム武で嶺亜くんがチーム羅、あむげんたじが新生チーム者で、まちゅがSHOCK、ばらばらだけど皆んな頑張ってた高校生の夏だった。私はれあむげんたじが揃う者羅公演と、スノプリ人口が高い羅覇公演中心にEXに行った。全員が揃うところを見られなかったけど、全員がこの事務所で闘った最後の夏だった。

 

15年秋-16年冬の時期に田島くんが退所した。退所してすぐに他の辞めジュと転生してTASYという知らない人格になった。

16年春 相変わらずまちゅはSHOCK?、元太は歌舞伎、ふうれあむは天才Geniusの共演者としてクリエのステージに立って居た。れあむは大学生になったけど活動の幅が増えることもなく、颯くんだけがLove-tuneのクリエでチャンスをもらってた。元太のおこぼれとして嶺亜くんも少クラに出してもらえて、98年組無所が中心の中で踊る嶺亜くんが見られた春だった。

 

16年夏はまちゅまつふうれあむ担が忘れちゃいけない夏になった。何回礼を言っても足りない中島健人ソロコン、HONEY BUTTER FLY。役回りの数こそ差があれど、まちゅの隣には元太が・嶺亜くんの隣には挙武ちぁが・そして颯くんの隣には岸くんが居た。私は14年秋堕ちだからセクバ黄金期を知らない。超超超倍率が高くて、相場も爆上がりだったこの公演にも残念ながら入れては居ない。、だけど数年前ケンティーの後ろで青春を過ごした彼らが、メインバックとしてまたそこで踊れることは尊くて、しばらくばらばらの季節を過ごしたのにまたここで一緒に踊れるって…めちゃくちゃ…めちゃくちゃ嬉しいことだった、なぁ、。

クリスマスの頃のドル誌で集まった5人が、2016年唯一5人で立てたステージだったからハニバタが思い出に残ってる!って話を、楽しそうにしてた。1年前の春を回顧しながら、来年は5人でクリエで新しいことしたいよね!って旨のことも言っていた。嶺亜くんが"フリーの中村嶺亜"だと自分で宣言するように、Jr.は一人一人がライバルだ。取り分けユニ持ちJr.が増えていたあの時、無所の彼らは能天気にお手手繋いでゴールなんて考えにくかった中で、5人でずっと一緒なら良いのになって信じさせてくれた。

信じさせてくれた、っていうより私が一方的に彼らの括りに執着していて、ただ彼らの可能性を信じたかっただけ、だったのかもしれない。

嶺亜くんのシンメの挙武ちぁと嶺亜くんの親友の颯くんは、夏のハニバタを最後のステージにこの事務所を去って行った。

 

まちゅまつは嶺亜くんよりちょっとだけ前に居る人ってずっと知ってたけど、6人横位置の彼らを好きになってしまったから、5人で一緒にステージ作りたいって言ってくれた言葉聞いたから、まちゅまつれあは一括りってまだまだどこかで信じてた。

まちゅが最初にSHOCKに選ばれた年に元太が自分の居場所がなくなっちゃうって悩んだことも、まちゅが頑張ってるからって大阪からの新幹線で泣いたことも嶺亜くんの身内として知ってたから。だから今年、まちゅまつが並んでSHOCKに選ばれたってほんとにほんとに嬉しかったんだよ。まちゅまつがSHOCKと祭りで頑張ってる裏で、嶺亜くんも東西SHOW合戦とセクゾツアバでめちゃくちゃ輝いてたから、負けたなんて1mmも思わなかった。

まちゅまつがSHOCKでばきばき力を付けてるだろうことは気づいてたけど、嶺亜くんもPrinceバックでベースを初披露したりアイランドで萩ちゃんのアンダーとしてセンターでドラム叩いたりしてたから、5人でって夢は叶わなくなっちゃったけど天才あたりの子たち引っ張ってきて、そろそろ嶺亜くんにユニット貰えないかなって思ってた、た、。

 

 http://sgnari.hatenablog.com/entry/2017/09/22/181637まいったネ今夜 - Come On A Show

嶺亜くんを追いかける過程で私はやっぱりえび担で、えびちゃんと一緒にお仕事するトラジャが好きで。宮近くんのお誕生日にブログ認めちゃうくらい、宮近くんにはお金も気持ちも払ってて。このブログ書いた後にまさかもう1人脱退するなんて思ってなかったし、えび座を通して5人の夢ハリに満足できるとも思ってなかった。この秋もずっとずっと前を向いてグループを引っ張ってくれてた宮近くんがやっぱり好きで、改めてこの5人のトラジャを愛したいなと思ってたんだよ。

嶺亜くんもまちゅも宮近くんも居る97年組のことが大好きで、だけど別の次元で97年組トラジャのうみあらちかと、うちのまちゅれあむって目で見てた。応援したい子の宮近くんと、うちの子の身内のまちゅ。5人の夢ハリを乗り越えた秋の終わりに、嶺亜くんを置いてまちゅまつがトラジャになるなんて…やっぱりどこか寂しいの気持ちが強い。

 

ずっと一緒にいてくれると思ってたまちゅつが、同じ事務所の中であれど嶺亜くんと違う道を進むことを選んだ。2人はたった2人の2人で、2人であることが長所であり短所だなってずっと思ってた。だってグループに引き抜かれるなら才能ある誰か1人、それが当たり前だと思ってたから。だけどまちゅまつはセク松を超えて、SHOCKを超えて、2人ぼっちのままTravisJapanという最高のグループを手に入れた。大好きなトラジャに、大好きなまちゅまつが加入なんて、嬉しくないわけない。嬉しくないわけないのに、まちゅまつが違う家の子になっちゃうのかと思ったら、やっぱりやっぱり寂しいなぁ〜〜。

 

トラジャに2名増員って噂が出た時から、まちゅまつが湾岸にゲストに出た時から、宮近くんがもうみんなトラジャで良いよね?って言った時から、ずっとずっと嬉しいのに悲しくて、応援してるのに寂しくて。嶺亜くんをずっと見てきてるから嶺亜くんをトラジャに入れてくれなんて思わないし、嶺亜くんの頑張りだって知ってるんだから可哀想だなんて思ってない。だけど総無所時代からユニ乱立の今まで、無所は無所でも嶺亜くんの隣には同じ立場で話せる誰かがいて、誰かが支えてくれてた、と思う。今だって天才やクラJだった子たち引き連れてるけど"嶺亜様"、なのが現実だからね。

 

そんな中でなんとはなしに再生した16年5月の少クラ。EDでジェシー京本平野増田がキスマイの『Smile』を歌っていた。後ろには天才とまちゅふうれあむ。

君の笑顔でこれだけの人が笑っているのに、一人じゃないと気づいて欲しいよ!
いつかその涙も笑顔に変わる日が来るから、君にはずっと笑っていて欲しいよ!

笑いたい時に笑えば良い、無理して笑わなくたって良い 泣きたい時に泣いたら良い、涙流すのは恥じゃない

友達100人できるより、信じれる友一人でも居たら良い!だから君は一人じゃない、顔上げて立ち上がってごらん!!

君の笑顔でこれだけの人が笑っているのに、一人じゃないと気づいて欲しいよ!いつかその涙も笑顔に変わる日が来るから、君にはずっと笑っていて欲しいよ!

元太は歌舞伎で居なかったけど、久しぶりに4人で立ったNHKホールのステージ。メインが踊ってないからこそ目立つバックのパフォーマンス。この4人でこの歌詞の曲を踊るなんて、堪らなかった。

嶺亜くんは16年夏のドル誌でその時横に並んだ3人のことを、精神的に頼ってるJr.の名前に挙げた。

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 颯くんが居なくなって、挙武ちぁが居なくなって、今度はまちゅが同じ立場じゃなくなった。嶺亜くんが精神的に頼ってた子たちが、気づいたら1人も居なくなってた、。

 

嶺亜くんは強い子だ。誰に言われるでもなく"フリーの中村嶺亜"を確立し、不遇な状況に置かれても一生アイドルを約束してくれる。ライブ中機嫌悪そうな顔してることこそあれど、カメラに抜かれる時は120%アイドルれあたんになりきるし、何でもこなすベテラン出来ジュぶりを見せつけてくる。常に前だけ向いて前へ前へ、明るくタフに諦めない気持ちが強い。担タレなのか嶺亜担も強くて、嶺亜くんの立場はポジティブなものだと信じてるし、出すべきお金を惜しまない。嶺亜くんも嶺亜担も、強くて前向き、だからこそ脆くて心配になる。

この歌詞 嶺亜くんに当てはまるよね、って言えるくらい泣いてる姿や弱音を吐く姿を見せてくれても良いのに。そしたら「皆んなが応援してるよ」、って声をかけるのに。常に常に前を向いて、明るく楽しく笑顔を見せてくれるから「頑張って」、なんて無責任なこと絶対に言えない。

今まではそんな嶺亜くんの隣に居た対等な立場のJr.が、今はもう、居ない。泣いてる姿を見せることはなくとも、言ったら言い返してくれていた人が、そこには居ない。"嶺亜様"なんて呼ばれたら面倒見の良い嶺亜くんは、弱音なんて余計はけないんだろうな、。まぁでもこれも周りの年下Jr.が慕ってくれてる証拠だし、嬉しいことではあるんだけどね。

 

トラジャからラブに人員が割かれて、5人になったトラジャと7人のラブを見ていたら、平等に与えられて、その成果を得られてるだなんてきれいごとには、どうしても見えなかった。何人 人が居なくなっても「僕たちは痛くありません、前だけ見てます」って素振りをする宮近くんに痛みを覚えてた。まちゅまつという最終兵器が加わって、ラブに割かれた2人分と同じだけの人数増員して、これでやっと「ほんとに痛くないトラジャ」が見られるんだろうな〜と思う。

何か比べられる対象がある時、どんなに気持ちが前向きでも環境が平等じゃないと、同じステージに立てているとは思いにくい。嶺亜くんは・嶺亜担は、かつてのセクバの全てがユニ持ちになった中で、同じ環境を持たずして彼らと同じステージで戦おうとしてる。嶺亜くんのことをずっと信じてるけど、それにしたって無茶ぶりだよなぁ〜って感じるほどに、同じ目線で、それ以上の熱量で。

現段階で同じ環境を持ててないのだから、(こう言ったら叩かれそうだけど)負けても仕方ないと思う。負け戦をしてるわけではないけど、弱音を吐きたくなる現状ではあると思う。それなのに全部全部肯定して、嶺亜くんが1番・嶺亜くんが最強で最高のアイドルだって信じ続けて、前以外向こうとしない。確かに今の現状で歩みを止めたら、'需要がなくなった'ってイメージを事務所に持たれるかもしれないとも思う。だけど嶺亜くんもアイドルである前に人間で、いちファンである私がこうして寂しく思っているように、仲間の門出に心寂しくしているかもしれない。今までは添え木になってくれる、颯くんが・挙武ちぁが・まちゅが居た、。「いつでも笑顔でアイドルな嶺亜くんが大好きです!」って応援、本人はプレッシャー感じてないかなぁ〜。

時間にルーズだった嶺亜くんが◯分前行動出来るようになったのと同じで、環境の変化で気持ちの変化はあって当然なんじゃないかなぁと思う。添え木があった時代の、ちょっと空気が読めなくて、的はずれで、毒舌で、からっとしてる嶺亜くんが、今もそのままとは限らない、。宮近くんへの記事にも書いたけど、泣いて良いし弱みを見せてくれても良いんだよ、と思う。嶺亜くんにはずっとずっと光の当たるその場所で、ただ笑って居て欲しいんだから。私たちはただ一方的に力づくで押すんじゃなくて、アイドルである前に人間である嶺亜くんを受け止めて、そこからこぼれ落ちないように支えることも必要なんじゃないかな〜〜とか、ちょっと思いました。

 

長々、長々としてしまったけど、とりあえずまちゅまつはトラジャへの正式加入おめでとう。身内だった子が応援したい子たちの中に入るっていうのはやっぱり不思議な話で、7人の夢ハリ見届けるまでは何も言えない、かなぁ、。

カイトカイトカイト。愛しい97年組トリプルカイトは同じ97年組クラーク仲間の嶺亜くんのことを、たまには思い出してくれよな、!

 

嶺亜くん、嶺亜くんは今 年少Jr.と括られてることが、どこかで最大限に生きれば良いね。

ステージ上の天使 嶺亜くんに返り咲いて早3年。地球回りすぎでは?ってくらい回って、あの時隣にいた子たちは散り散りになってしまったけど、どんなステージでも120%を発揮できる嶺亜くんのこと信用してるので、1日一歩 3日で三歩 三歩進んで二歩下がるくらいの気持ちで、時には止まったりしながら一歩一歩進んで行こうね〜〜。

だからGive me your Smile again!笑えば周りも笑顔になって 意味のないことも大切と気づくよ!
一度切りのLIFE、動き出した時間は止まらない 君にはずっと笑っていて欲しいよ!

 

世界一のアイドル 中村嶺亜くん 、君のことが ずっとLOVE!

 

 

 

 

 

Electricity

 

 

私には中学3年生の推しが2人いる。
ジャニーズJr.の安嶋秀生くん と
ビリーエリオットの未来和樹くん。

 

私が、安嶋くんに出会ったのは2016年4月のザ少年倶楽部だった。今まで皇輝ヴァサ陸人(拓真)くらいしか、ちび(ぷち)と呼ばれるJr.は出ていなかったのに、年明けくらいからちびっ子がわっと出されるようになった。スノプリからJr.に入ったぐらいの人間だから、もちろんちびっ子は大好きで、だからこそわらわら後ろで踊るだけで大きく写りもせず、名前も知れないことをもどかしく思ってた数ヶ月だった。4月の少クラのED、ずらっとVの字に並んだ黄色い衣装のちびの中に安嶋くんはいた。ちびジュの2TOP皇輝ヴァサの隣(シンメは空輝ちぁ)でめちゃくちゃいい位置もらってる可愛い子。嶺亜くんにのたんが可愛いから安嶋くんの顔面が可愛くないわけなくて、一瞬で推しになった4月。だけど名前のテロップは出ずで、5月の放送にもいなかった安嶋くん。6月の放送第1週伝説のちびジュオリ曲「3秒笑って」で、やっと安嶋くんのお名前テロップが出た。前の月の放送で他の子の顔と名前は一致してたから、そうか安嶋くんか…!ってやっとお名前確認できて嬉しかった。

6月の半ば、ファミリーマートで予約してた「勇気100%/3秒笑って」がやっと発売になった。これ予約したのいつだっけ?当時は全然知らないちびっ子達だったのに、恥かきながら予約した私偉かった。メイキングで大人に「お願いします・ありがとうございました・お疲れ様です」とちゃんと言える安嶋くん、メイクされながら'じゃんけんで負けて体育委員になっちゃったエピ'を話す安嶋くん、体操やってて知念ちゃんに憧れてジャニーズJr.になったこと話す安嶋くん。その他の子も含めこれ1000円以下で良いんです?な内容すぎたし、安嶋くんのこと色々知れてめちゃくちゃ面白かった。

少年収・サマパラには入らなかったから、戸塚田が出た1月のJAIがはじめての現場だった。ダンスはもちろんアクロもローラーも頑張ってて、いつもの少クラの切り取られた時間だけじゃ見えない、周りの子と絡んで楽しそうにしてる素の表情も見られて最高だった。Jr.祭りでは花道で大っきく大っきく踊る姿が可愛くて、スタンドのオタクの無理難題ファンサうちわにも丁寧に答えててニコニコだった。スノストがバスケした後、カラフルなベスト着たちびっ子がずらっと並んだところに「3秒笑って」のイントロが流れた時は、ほんとに嬉しくて崩れ落ちた。ちびメインの6人でやったって完成したパフォーマンスは出来るだろうに、研究生含め たくさんちびジュが出てる中であじそらうの3人を入れてやってくれてほんとに嬉しかった…。最後マイクの前で「あじまひできっ!」ってお名前言えて、偉いねぇって泣いた。祭の時は安嶋くんのこと等身大の男の子!って認識なかったけど、滝沢歌舞伎で口上言ってるの見てお…男の子…だ…!ってなった。あのひらがな表記で「あじまひできっ!」って言ってた安嶋くんと「ハッ!安寧の静寂!秀でて生まれ 安嶋秀生!」って口上言ってた安嶋くんが、同じ安嶋くんだなんて今でも驚きである…

お顔が可愛いな〜から安嶋くん好きになったけど、色々現場でパフォーマンス見て、4月くらいに'安嶋くんのダンスってアクロしてるからこそ体幹がしっかりしてて安定してるんだな〜〜'って気づいてからは、まるっと全部さらに好きになった。安嶋くんたちが滝沢歌舞伎に出てる中でJr.祭りさいたま・大運動会・クリエを通して金指くんが東京B少年に加入した。安嶋くんより年下・安嶋くんより後輩だけど安嶋くんより前列に立つ人。現実って厳しいな〜と感じさせられてる春からの半年、。

 

未来くんは数千の応募の中から舞台ビリーエリオットで、主役ビリーを掴み取った5人のうちの1人である。幼い頃から民謡に親しみ、熊本の地で伸び伸びと育った少年。そんな未来くんがビリーのオーディションのために上京する直前、熊本の地は震災に襲われた。被災した土地で生活する人々の中で1人、不謹慎かなという気持ちと熊本に必ず夢を届けるという気持ちを持って上京した未来くん。未来くんは無事、数千の応募からビリーエリオットを勝ち取り、熊本からシンデレラボーイになった。

ビリーの発表では1番最後に名前を呼ばれた、5人の中では最年長な未来くんだった。すでにバレエやダンスで数々の賞を取って来たビリーや伸び盛りの幼いビリーがいる中で、最年長和樹ビリーの良さは登場人物や物語の背景に関する理解を、ひと一倍しているところだった。私が5人の中でただただ顔が良い晴翔や、技術のある航世でなく未来くんに一目惚れしたのは、単純に'安嶋くんに似ていたから'である。だけどオーディションの映像や本人のTwitterから未来くん本人のことをよく知ったことで、幼くともこんなに素晴らしいエンターテイナーが居るのか!と更に更に更に惚れさせられることになった。

 

ジャニーズJr.の推しである安嶋くんは、ジャニーズJr.7年生にしてこの秋、ドル誌に'初'登場した。だから今まで、少クラや現場で安嶋くんのパフォーマンスを見る機会はあれど、安嶋くんのパフォーマンスに対する'想い'を知ることはできなかった。私が安嶋くんの影を写して一目惚れした未来くんは、Twitterを通して、自分がダンスにお芝居にビリーに向き合う気持ちを、1つ1つ丁寧に教えてくれた。アクロの申し子知念ちゃんに憧れてジャニーズJr.になった安嶋くんと、ビリーエリオットを夢見て1年半に及ぶオーディションを勝ち抜いた未来くん。2人の目指す道は違うし、パフォーマンスに向き合う気持ちも当然違うとは思う。だけど同じ中学3年生、舞台の上を跳ねて舞う2人を見ていたら未来くんの発言の根本は、安嶋くんにも重なるように見えた。

 

夏にTDCで大活躍した安嶋くんと、ACTシアターで大活躍した未来くん。そんな2人の気持ちを考えながら9月に観た、未来くんの晴れ舞台ビリーエリオット。最初は嫌々はじめたバレエを、物語が流れる中で自分のものにしていくビリー。自分が踊りたくて踊る、自分が立ちたくて舞台に立つ、当たり前だけど純粋なその気持ちに感情が揺さぶられた。

ビリーがオーディションを受けに行った劇場で、審査員との質疑応答の中で歌われる「Electricity」。

審査員:ねぇビリー、ダンスをしている時はどんな気持ちになるんですか?


ビリー:うまく言えません。言葉にできない。抑えきれない、気持ち。自分をなくすような、忘れるような、ほんとの僕になるような。

耳の奥で音楽が鳴り出して、追いかける追いかける自分が消える。

僕は変わる。何かが燃えて、僕を開く、もう逆らえない。僕は舞い上がる鳥のように、まるで電気…そう電気。胸でスパークして…僕はもう自由。

怒りに似てるよ、恐れにも少し。混乱、興奮、めちゃくちゃ。泣いた時みたいに、空っぽで満タン。わかんないうまく、言えない。

耳の奥で音楽が鳴り出して、でもそれは聞こえない、聞こえないけど。

僕を動かす、燃え盛る炎。僕を開く、もう逆らえない。僕は舞い上がる、鳥のように。まるで電気…そう電気。胸でスパークして、僕はもう自由!

泣きたくなった。この歌詞を与えたのも、脚本を与えたのもあくまでも大人だ。だけどパフォーマンスへの思いを見せてくれた未来くんが歌う「Electricity」。それは、未来くんの思いそのままのように見えたし、帝国劇場で踊る安嶋くんの思いのようにも見えた。

ジャニーズJr.である安嶋くんはもちろん、ファンである私たちはジャニーズ事務所に所属する先輩たちを見て、'この子たちもいつかはこうしてデビューして、大きな会場を揺らすんだろうな'と夢見る。今、ジャニーズJr.になる子のほとんどは"〜くんみたいになりたい!"という具体的な人物名を語るし、その先輩のようにきらきらのアイドルになることを目標とする。だけど、その過程としてこの「Electricity」のような、舞台に立つことへの'想い'が芽生えていてもおかしくないんだよな、と今回改めて思った。

 

安嶋くんは数日前の11月11日に15歳になった。前日の金曜日には先月収録されたザ少年倶楽部で、東京B少年の藤井くん金指くんと一緒にSMAPのSHAKEを披露する姿が放送された。藤井くん金指くん・ちびメイン6人のさらに後ろ、1年以内に入所した子もいるくらいのわらわらちびジュの1人だった。ファンである私から見る安嶋くんの立ち位置は、それがどんなに悪い位置でも、私の視界の中では最前列でありセンターになる。だけど実際にステージに立ってる安嶋くんにしてみたら、そこはリアルに最後列でありアクロするために用意された最上手(下手)位置であるのかもしれない。

曲ふりをするMr.KINGが"今一番フレッシュな"と言った。言ったけど、15歳の安嶋くんはその時ステージに居た誰よりJr歴が長い、お世辞にもフレッシュとは言い難いベテランJr.だった。自ユニのえびちゃんしかり、Jr歴が長いことは悪いことじゃない。多くの先輩のバックで踊ることはその子の経験に確実になるし、'自分もこういう大きなステージでメインを張りたい'という大きな志に繋がるかもしれない。だけど反面 自分より後に入所したJr.が、自分より年下のJr.が自分を追い越して活躍して行く、ということはその子の悟りに繋がりかねない。

今のJr.界隈は黄金期の頃と比べたら活動の形は多様化した。20代後半になってもデビューせずにそこにいるJr.は大勢いるし、生田斗真風間俊介、直近だとふぉ〜ゆ〜のようにCDデビューという形を取らずにジャニーズJr.の枠から離脱できる例もある。だけど依然として、グループに所属せずに先輩のバック仕事しかないJr.に対しては、風当たりが強いようにも感じる。多様化してきたと言っても白鳥になり得る金の卵を育てる事務所であって、自由に楽しく踊ることを望むアヒルを生かしてくれる事務所ではまだまだないのかもしれない。

 

私の推しの未来くんは、ビリーエリオットの大阪公演大千秋楽のビリー役に選ばれていた。どの公演だって大事で、ひとつひとつ魂を込めなければいけないのは変わらない。だけど千秋楽はどうしたっておめでたいし、記念の公演になる。そんな日本初ビリーエリオットの大千秋楽公演、他の4人だけじゃなく日本のカンパニー・世界の製作者・全国のファンの思いが集まる公演のビリーに、未来くんは選ばれていた。私たち和樹ビリーファン以上に、ビリーと向き合って常に対話していた未来くんは、どんなに嬉しかったかな。ちゃんとこの公演を、やり遂げたかっただろうなぁ。、

未来くんは大阪公演の公演中の10/23、ビリーエリオットの降板を発表した。理由は成長痛による全身の痛み、だった。残りの未来くんが出る予定だった公演は、各々のアンダースタディである他のビリーが埋めてくれた。いつも丁寧な言葉選びでツイートしてくれる未来くんが綴った、"ごめんなさい"で溢れたツイート。未来くんのパフォーマンスへの'想い'を知るだけに痛かった。5人のビリーで幕を開けた日本版ビリーエリオットは、4人のビリーで幕を閉じた。

 

中学3年生、被災地熊本に夢を届けるために上京した未来くんは、故郷熊本に帰って行った。「このまま東京に残ってくれると思ってたのに」ってファンの声を、未来くんのツイートに対するリプで見た。中学3年生。人生の分かれ道。、

中学3年生、高校3年生、大学卒業、契約満了。芸ごとの世界で私たちの目に見える世界に立ってくれる彼らのファンとして、節目の年は身構えるしかない。進学という新しい環境に入ることでより芸ごとに集中することができる例もあるし、自分の才能や想いを見限って私たちの目に見えない世界の人になってしまうこともある。

未来くんはビリーエリオットを終われずに熊本に帰ることになった。大阪公演でだってもっともっと踊りたかっただろうに、今後だってもっともっと大きなステージに立ちたいだろうに、中学3年生、義務教育課程の身ではひとまず故郷に帰るしかなかった。

東京のジャニーズJr.で居てくれる子の多くは関東在住で、未来くんのように物理的に活動を続けられなくなることは少ない。だけど皆んな、タイムリミットは刻一刻と迫っている。'契約満了'によってこの秋、推しの1人が私たちの目に見えない世界に行ってしまった(まだ認めてないけど)、今の私の持つ危機感は大きい。ジャニーズJr.が道を選ぶのは高校卒業のタイミングが多いから、中学3年生の安嶋くんを推しにする私が未来を心配するのは、まだまだ早いのかもしれない。だけどいかんせん安嶋くんはジャニーズJr.7年生、ちびジュにしてはベテランJr.なのだ。

 

推しが1人自分の視界から見えなくなったことで、"今"が当たり前じゃないことに改めて気がついた。だから、安嶋くんの誕生日には厚くて重いお手紙を認めた。安嶋くんの体幹をしっかりと使ったきれいで安定したダンスが好きです。どんな位置でも、どんな役でも、そこに立つ安嶋くんを観に現場に足を運んでいるファンが少なくとも1人は居ます。これからもそのグッと引き込まれる安嶋くんの、最高のパフォーマンスが観たいです。、ずっとずっと応援しているから、だから、安嶋くんは明日も明後日も、ずっとずっとステージの上に立ち続けて。なんだか切実な思いだった。

 舞台の上で跳ねて舞う彼らを愛する私たちには、「ただただその姿が好きです」と伝えることでしか、彼らをこちらの世界に繋ぎとめておかことは出来ない。だけど厳しい世界だから、彼らが踊りたいと思って、私たちがそれを観たいと思ってもそれ以上にそこに立つべき人材が居たら、なんの手出しも出来ない。

"輝くスター性"というより"努力と愛嬌"で魅せる子たちを好きになってしまった。ずっとずっと応援させて、と思える子たち。、今15歳の2人は数か月したら新しい制服を着て、新しい環境に入って行くんだな。進む先、新しい環境でも、「ステージに立ち続ける」って選択肢が組み込まれていることを祈るしかない。

 

1回下書きが吹き飛んでしまったせいで、もともとどんな結びを考えて居たか忘れてしまった、しんどい。

ひとまず、11月11日1並びの日に生まれた一等賞の安嶋秀生くん、お誕生日おめでとう。1か月後も2か月後も、来年も再来年もずっとずっとステージに立つ安嶋くんを応援したい。同い年未来くんとかけ持ってるからこそ、いつかは安嶋くんと未来くんの共演を、と夢見てしまう。

ステージに立つべき人だからこそ選ばれたんだから、諦めずそこで輝き続けて欲しい。秀でて生まれた安嶋くんの15歳が、明るく笑顔で溢れたものでありますように。

 

 

今の楽しい気持ちも悔しい気持ちも、胸でスパークして…君はもう、自由……!

 

 

http://enterstage.jp/sp/interviewミュージカル『ビリー・エリオット』訳詞・高橋亜子が語る、歌詞に秘められた真の意味とは・・・? | エンタステージ/2017/08/007808.html

 

未来は明るいかい?

 

 

2017年10月20日!河合郁人くん30歳のお誕生日おめでとうございます!ジャニーズ55周年、日生劇場が生まれたのと同じ日にこの世に生を受けた郁ちゃんが、今日も日生劇場で座長としてジャニーズ伝説を演じて居ること、とってもとっても誇らしく思います!

 

私が郁ちゃんを初めて認識したのは井ノ原くんの保険のCMにバーター出演する郁ちゃんでした。その時はA.B.C-Zなんて存在全然知らなかったけれど、CMに出るテロップで郁ちゃんの名前を知って同じ名字の人がジャニーズに居るんだ!って驚いたなぁ。

前記事「炸裂する意志の躍動」で書いたように、まぁうちは家庭環境で色々あって。私が持ってる"河合"という名字は言わば後天的に手に入れた名字。慣れない転校と共にやってきた慣れない名字。転校前に居た学校の友だちが書いてくれた色紙には、自分には全く馴染みのない、色紙を書いてくれた友だちにも馴染みのない、新しい名字である"河合"が記されて居て…、我ながら寂しい思いをしたなぁ。

私が窮屈な思いをすることになった全ての根元がこの名字だとすら思って居て、ずっとずっとこの名字が大嫌いだった。この名字から離れたいが故に、家庭が必ずしも良いものではないと知りながらも、結婚したいと思って居た節もあるし。

こういう私的な理由以外にも"河合"が嫌になる"河合"あるあるは色々あって。郁ちゃんも言っているけど「河合塾」だ「KAWAIピアノ」だ、から始まり「可愛くない河合」だとか「可哀想な河合」だとか。応援屋の郁ちゃんじゃないけど「河合って名字あんまり好きじゃないんだよ!」って大声出したい扱われっぷりで。それでなくても転校して新しい環境で、自分に馴染みのない名字なのにそれのせいでいじられて、ほんとにほんとにこの名字が好きになれなかった。

 

もうずっと、この名字になってから10年経ってもまだ自分の名字が好きになれない状況で、去年私はA.B.C-Zに担降りした。

郁ちゃんとの2度目の出会いはキスマイ担の友達が「A.B.C-Zに同じ名字の人居るよ!芸人報道で後藤さんと並んでるの超面白いから見て!」と言ってきたこと。CMで見てからずっと同じ名字の人という目で見てきた郁ちゃんが、改めて私の目の前に姿をはっきりと表したタイミングだった。やっぱり同じ名字って親近感湧くのかなぁ〜、もともと顔が好きだった戸塚さんに、頭の端にいた郁ちゃんがカチッと合わさって"ふみとつ"に気づいちゃったんだよなぁ〜〜。

ふみとつに気づいちゃったらA.B.C-Zに落ちるのは、あっという間で。A.B.C-Zを、戸塚さんを担にしよう!と決めて周りのジャニオタに報告した時には百発百中で「河合くん?」って言われたなぁ、。な訳あるかい!ってねぇ。

自分が嫌いな"河合"って名字を持つ郁ちゃんが、自担と同じグループに居るのは不思議と嫌じゃなくて。嫌じゃないというより、郁ちゃんが戸塚さんに呼ばれていた"河合ちゃん"呼びとか私も周りにされてるな、とかMCで"KAWAIピアノ"の話が出て「この名字気まずいから嫌なんだよぉ!」って主張する郁ちゃん見て可愛いなぁ、分かるよぉって思ったり、とか。郁ちゃんを介して、郁ちゃんを可愛いなぁと思うことを介してちょっとずつ"河合"って名字への嫌悪感は減っていった気がする。

去年のえび座株式会社応援屋では郁ちゃんが"河合"であるおかげで、毎公演戸塚さん(ジョーくん)に「河合ってやつにロクな人間居ないからね」って言葉を投げられて。応援屋を私より通った人も、私より戸塚さんのこと特別に大好きな人もたくさん居る中で"河合"であるからこそ、自らで「ロクな人間いない」を受けられたの最高だなぁ、ってちょっと優越感に浸った。ほんとにこれのおかげが大きくて、"河合"で良かったなぁって初めて思ったな。

はぁ、で極め付けは今年のツアー大阪夜公演で明かされた、戸塚さん出演ドラマの戸塚さんの役名:河合雄一って話。分かる分かるよ、世間の大多数のえび担は"ふみとつがふみとつであること"に狂喜乱舞したんだろうけど、私は自担が自分と同じ名字を背負う世界が来てしまって戸惑って戸惑って。一概に嬉しい、とは言えなかったけど、私の代弁者だった郁ちゃんに加えて戸塚さんも加わったんだなぁ、って。ちょっと面白かったな。郁ちゃんのことも名字で呼べないから郁ちゃんって呼んでるわけだけど、案の定戸塚さん演じる河合雄一くんのことも名字で呼べないから雄一くん呼びするしかなくてねぇ。雄一くん…可愛いねぇ、戸塚さん去年応援屋で「河合ってやつにロクな人間いないからね」って台詞吐いてたのに、丸一年経って自分が"河合"を背負うことになるとはねぇ、可愛いわぁ。

もうさぁ、ここまでくると"河合"であることに執着が出てくるよねぇ。私自身の持つ"河合"を取り巻く環境は私がA.B.C-Zを好きになったからと言って良くはなってなくて。そこから抜け出したい気持ちはいっぱいだから、さっさと手放したくもあるんだけど。だけど郁ちゃんの、戸塚さんのおかげでこの名字悪くないな!って思ってしまってる。物理的に手放せなそうだけどねぇ、手放したくないなぁって駄々こねながら手放したいです。

 

一昨年郁ちゃんが書いた『未来は明るいかい?』。初めて聞いたときは"河合"が大っ嫌いだったし、失礼ながらサム〜と思った。だけどそれから2年経って、郁ちゃんのおかげで"河合"に愛着が湧いた今は「河合は可愛いかい?」って言ったら「可愛い!」って郁ちゃんと戸塚さんと言えるんだなぁ、幸せ。郁ちゃんがくれたちっちゃいけど、大きな幸せ。

私は女だから結婚すれば名字とはお別れできるけど、それにしたって8歳で手放したい名字を背負った私にしたら、この"河合"って名字はしばらく付き合わざるを得ない名字で。自分の名前をフルネームで書くたびになんだか分からない気持ちに襲われて泣いていた小学生の時、将来この名字がなんとなくでも大事なものになるとは思ってなかったなぁ。私が私である上で受け入れなきゃいけない名字と向き合わせてくれた郁ちゃんには、ほんとにほんとに感謝してもしきれないなぁ。

 

郁ちゃんってほんとに綺麗で可愛くてかっこ良くておバカで賢くて責任感があって。アイドルであることが生き甲斐で、アイドルであることが宿命で。ほんとにどこに出しても恥ずかしくないA.B.C-Zの、ジャニーズの顔だと思う。

いつだってメンバーのこと、いつだってジャニーズのこと考えて動く郁ちゃんはほんとに頼もしい。頼もしいのに五戸塚田と自分と橋ちゃんを分けて、俺らA.B.C-Zのカミセン!って言っちゃうお茶目なところがめちゃくちゃ可愛い。

私は郁ちゃんのこと"同じ名字の人"として入ったから「可愛くない河合」とか言われたことある同士として(?)、別に郁ちゃんが自分のこと卑下するような歌詞を書くことを特に不思議にも思わなくて。自分に自信があっても、自分に自信があるからこそ、自分から自分を下げに行くのは然るべきだなぁって思う。郁ちゃんがあるあるに乗っ取ってるとは思わないけど、「可愛い河合」って言われるより「可愛くない河合」っていじられる機会が圧倒的に多い中で、自分で自分を一度下げておくことって最強の自己防衛だよねぇ。アイドルである郁ちゃんが"河合"って名字背負ってるの大変だなぁ、と今改めて思う。郁ちゃんは私たちの見えるところでも、見えないところでもたくさん戦ってるんだなぁ。

郁ちゃんが誰よりも前に出て戦ってくれてるからこそ今があって、それが身にしみてよく分かるから郁ちゃんにはめちゃくちゃ幸せになって欲しい。

橋ちゃんが最年少だから郁ちゃんはお兄である必要があるけど、郁ちゃんもA.B.C-Zのカミセンだから。橋ちゃんが言いたいこと言えない!ってラジオで駄々こねてるのを聞いて皆んな橋ちゃんの肩持ちたくなったけど、郁ちゃんも橋ちゃんと同等のちったい人間だから。郁ちゃんが郁ちゃんだから責められて良いって話は100%なくて、そこは私たちもゆっくり待つしかなくて。橋ちゃんが全部言えるのも、郁ちゃんが全部言えるのもお互いなんだとしたら私たちが全力で橋ちゃんの肩持ったら、それは郁ちゃんにとっての脅威になっちゃうんだろうなぁ、とかね。

A.B.C-Zが良い形であるためにはいつだって郁ちゃんに優しい世界が必要で、他のメンバーにも同じだけど、でも郁ちゃんには特に必要で。

ジャニ伝でオタクの拍手を浴びてきらきらの笑顔でジャニーズする郁ちゃん見て、改めて郁ちゃんはA.B.C-Zのジャニーズの顔だなぁと思ったから。郁ちゃんがずっと5人でいるって言ってくれるから、私は郁ちゃんをめちゃくちゃに信用する。郁ちゃんが居てくれるA.B.C-Zはめちゃくちゃに強い。終電を超えてChristmasNightだって忘年会BOU!NEN!KAI!だって郁ちゃんが売れそうって言うなら絶対に売れる。郁ちゃんがそこで全力で笑って輝いてくれるなら、A.B.C-Zの未来はめちゃくちゃに明るいな〜〜!と思う。

 

私の残り"河合"である人生に光をさしてくれた郁ちゃんが、いつだって矢面に立ってA.B.C-Zを引っ張ってくれる郁ちゃんが、ずっとずっときらきらの笑顔で笑えますように!そんな郁ちゃんと五様と戸塚さんと塚ちゃんと橋ちゃんがずっとずっと肩を並べて、自分たちのやりたいエンターテイメントを作れますように!A.B.C-Zってめちゃくちゃ可愛くて、めちゃくちゃ優しくて、めちゃくちゃあったかい!

「未来は明るいかい?」なんて言わずもがな!郁ちゃんの、A.B.C-Zの未来は明るいよ!

 

A.B.C-Z We are 5stars!郁ちゃんの30歳がいい年になりますように。みんなみんなで笑える時間が明日もまた来ますように。ずっとずっとこの幸せが続きますように。

改めて、河合郁人くんお誕生日おめでとうございます! 郁ちゃんが河合くんでほんとに良かった!

河合は可愛いかい? \ 可愛い〜!/ 

 

 

 

真冬のナガレボシ

 

 

根岸葵海くんおかえりなさい、どこかに行ってしまっていたわけではないけど、それでもおかえり。

 

2017年6月の少年収を境に葵海くんがメディアから姿を消した。7月放送分の少クラでは風ちゃんの後ろでたにむや前田くんと楽しそうににこにこしてたのに、キントレにもサマパラにもデビュー組ツアバにも少年収にもアイランドにも居なかった。

葵海くんがメディアから姿を消してる間に情報局のプロフィールが更新されて、4月頃までに去って行った羽場ちゃんや颯くんの名前がそこから消えた。葵海くんのプロフィールはまだある…良かった。それしか思えなかった。

 

私がJr.を見始めたのは2014年。嶺亜くんに戻ってきたからセクバ中心に可愛がってた。葵海くんには当時から"推され"と呼ばれる時期はなかったように見えた、推されてないのに目に留まる子。なんとなく好きだなぁ、ってずっと思ってて。大学入試帰りに寄ったジャニショで嶺亜くんのお写真と一緒に、歌舞伎オフショの葵海くんのお写真を迎えたのを覚えてる。

好きだなぁ、可愛いなぁ、結婚して…♡(当時葵海くんは15歳) だけど大々的に名前が出るお仕事なんてなかなかないし。デビュー組担だし嶺亜くんが推しだし、現場に足を運ぶことはなかった。

15年-16年少クラにまえねぎたにれお辺りの歌舞伎メンと括られて嶺亜くんが元太と一緒に出させてもらってた。嶺亜くん踊りがそんなに上手じゃないのによくついて行ってるな〜の視界の中に葵海くんもいた。長い腕と長い脚。ゆったりとしてるのに無駄がなくてはきはきと綺麗に動く身体。高く持ち上げられる膝、先まで気が遣われてる指先、それを目で追う視線。クールに踊ってるかと思いきや誇らしげな顔したり、あどけない笑顔で笑ったり。全部全部良いなぁと思った。結婚して〜〜(当時葵海くんは17歳)と思いながらも何もせず2016年11月。嵐のツアー"Are you Happy?"の札幌公演で葵海くんの出演が確認された。

あの時私はすでに大野さんから戸塚さんに担降りしてて、だけど母親が茶の間相葉担だから仕方なくツアーに応募した。FC更新する気なかったのに当たっちゃって、ぎりぎりで更新する羽目になってた。懐かしい。大野さんから戸塚さんへ気持ちよく担降りしたようにブログには書いたけど、やっぱり私にとって大野さんはもう見て気分良くなる存在ではなくて。ツアー当たって喜んでる母親を尻目にどうしようかなぁと思ってた、。、ところに葵海くんの出演が決まってた。そんなのそんなの軽率に葵海くんの団扇持つに決まってるじゃないですか、持ちました。

11月20日東京ドーム、スタンド上手下段くらいの位置でステージと真横?だったから嵐自体は見にくかったけどメンステがよく見えたから葵海くんのことはよく見えたなぁ。半年前までは嵐の人だったはずなのに気づいたら嵐が遠い存在で、今まで自然にノれてた曲をなんだか冷静に見てしまったりして。あ〜〜私はもう嵐の人じゃないんだ、と数万人が入って揺れる会場でそう思ってた。「Are you Happy?」 なんて野暮なこと聞くから、置いてかれてる感で泣きそうになった。双眼鏡で覗いたステージの上、いつもの葵海くんの姿があってホッとしたなぁ。櫻井ソロ相葉ソロ松本ソロって色んなパターンの衣装着させてもらって、普段は立てない大きな会場で笑顔振りまいてて。置いてかれてどんどん冷静になる自分と、覗いてる双眼鏡の先でにこにこ笑ってる葵海くん、葵海くんだなぁと思った。言葉より大切なものでJr.紹介されてメンステスクリーンに葵海くんの名前が出て、葵海くんの団扇持ってここに来てよかったなぁと思った。愛を叫べを踊ってる葵海くんに愛を叫びたくなった、からアンコールで \ 嵐!嵐!/って声が聞こえる会場で \ 葵海!葵海!/って大声出してた。大迷惑。アンコールで出て来た時もずっと笑顔でにこにこで、あんなに現場が楽しみじゃない日初めてだったけど、葵海くんの笑顔に救われた。

 

4月26日新橋演舞場、2階だったけど充分だった。安嶋くんの現場って感覚で入ったけど、当たり前に葵海くんの方が出番があって。お芝居もダンスも腹筋太鼓も全部自然で葵海くんで、やっぱり好きだなぁと思った。3月に横アリでやったJr.祭ではユニ持ちJr.のバック、外周で踊ることしかできなかった無所Jr.の葵海くんの居場所が、滝沢歌舞伎にはちゃんとあった。楽しそうに誇らしそうに舞台に立つ葵海くん、WITH LOVEで

かけがえない時間を ともに生き

いつも 心は 繋がってる たとえ

遠く 離れていようとも 忘れないよ この思い With love…

って歌う面々の背景に流れる稽古写真を見たら耐えられなくて。無所でもなんでもステージに立ってくれてるJr.は皆んな、今この時をステージにかけてくれてるんだな〜と思ったら泣いていた。座長になりたい葵海くんが、どんなに目立たなくても"今"をかけてそこに居てくれてるなら、それを応援しないわけにはいかないなと気持ちが固まった。葵海くんのこと好きになりすぎないように葵海ちゃん呼びしてる場合じゃなかったし、字が汚いからとファンレターを書くのをためらってる場合じゃなかった。ちびローテなんて気にしてる余裕なくチケットを増やしてた。loveでにこにこ笑顔作って宙に大きくハートを描く葵海くんをずっとずっと見て居たかった。これからもずっとずっと応援させて、って気持ちでJr.情報局の名義を嶺亜くんから葵海くんに変えた。

 

変えた、変えたのに、滝沢歌舞伎の千秋楽ひと月後の6月少年収を境に葵海くんが消えた。少年収に呼ばれないくらいならいざ知らず、ちび無所皆んなどこかで踊ってた夏のキントレサマパラにも葵海くんは居なかった。大学1年生の夏休みだしね、留学でもしてるのかな?自担であるA.B.C-Zのツアー中でもあったし、必死にプラスな方向で居ない理由を探して、葵海くんがステージに立ってない事実を忘れようとした。9月にはアイランドもあるしね、って。

9月のJohnny's You&me Island、そこにも葵海くんの姿はなかった。今まで一緒に活動してた前田くんもたにむも横原くんもいるのに、葵海くんだけが居ない。夏にあったであろう稽古に参加できなかったから出演できなかったのかな〜、同じ陸上部の舜映ちゃんも出演してないし陸上部の特訓の方頑張ってるのかな??9月も葵海くんがそこに居ない事実を忘れようともがいてた。

大阪で行われた陸上部の収録には舜映ちゃんしか居なかった、その事実にほんとに構えた。アイランド始まった当初は"根岸くんいないんだ?"ってざわざわしてくれてた外野も時が経てば忘れていく。同じ98年組のユニ所属Jr.が退所を騒がれるのに、今ここに居ない葵海くんは居ない事実をどんどん忘れられていく。雑誌にも載らず、ステージにも立たず、公式写真がジャニショに並んでいるわけでもない葵海くんの生存確認はあの時どうしたら出来たんだろう。

 

嶺亜くんの味方で居てくれた颯くんが退所した時も悲しかったけど、自分が観たいステージをくれる特別な子が居なくなる、ってこんな気持ちなんだなって初めて実感した。葵海くんが踊ってる姿が観たくて過去の少クラを再生した。Princeのバックで踊った『真冬のナガレボシ』、サビの

舞い散る粉雪へと 夜空に願いをかけたんだ

君がいつまでも 幸せでありますように

を聴いてボロボロ泣いた。葵海くんが今後もステージに立ってくれることを信じたかったけど、心が折れそうだったから。戸塚担だから戸塚さんが1番だけど、葵海くんの見せてくれるステージは特別に大事だから。葵海くんに"座長になりたいって夢応援してます"って書いたファンレターは重荷だったかなぁ、とかただただステージに立つ葵海くんが見たかっただけなのになぁとか思ったけど、やっぱり葵海くんが幸せであってくれることが1番だったから。SHOCKという夢を追いかける葵海くんが、それと同じくらい幸せだと思えるものに出会えたなら…それはそれだなぁとか考えてた10月頭。

 

2017年10月5日 学研出版POTATOの、11月号掲載タレントの一覧に葵海くんの名前があった。

P誌11月号詳細:中村嶺亜/菅田琳寧/鈴木舜映/五十嵐玲央/末武幸紘/根岸葵海
肉体派な6人がリンボーダンスで対決したよ!インタビューでは、このメンバーの中でがまん強い人、ほかの人に負けない筋力自慢などの話題でトークバトルが展開!?

例によって大好きな陸上部括りだし。泣いて泣いて泣いて泣いた。ドル誌掲載が決まったくらいでこんなに泣くかってくらい泣いた、葵海くんの夢はまだまだ続いて居た。ユニ持ちJr.担の当たり前が無所Jr.担の当たり前じゃない。いつ自分の推しが目の前から居なくなってしまうか分からないなんて、こんな怖い体験もうしたくないなと思った。

私は結構アイドルに寄り掛かってしまってる自覚があるから、だからこんな不安定なJr.担にはなれない。デビュー組担だって同じようなもんだけどね。Jr.担にはなれないから、葵海くんのことがどんなに好きでもデビューかJr.枠から外れた俳優になれるまではずっと推し。だけど推しだからって担当より気持ちが薄いわけじゃない。葵海くんがSHOCKに出演して、座長公演を持てるまでずっとずっと応援したい。P誌発売まではまだまだドギドキするけど、今後もステージに立つ葵海くんが観られる可能性を考えると未来は明るい。嬉しいなぁ、幸せってこういうことだ。 

 

帰ってきた葵海くんのためにまた私は、

君がいつまでも幸せでありますように

と夜空に願いをかける。葵海くんが素敵な夢を叶えられますように、これからもずっとずっと大好きです。帰ってきてくれてありがとう。